よく噛むこと
2021年12月1日
こんにちは、管理栄養士の布施です。
早いもので今年も残り1ヶ月となりました。
みなさん、やり残したことはありませんか?
船橋こども歯科では12月のクリスマスイベントにたくさんの子供達が参加予定です!
みんなの笑顔がとても楽しみです♪
さて、今月は『よく噛むこと』についてお話します。
「一口で30回噛みましょう」と聞きますが、みなさんはどれくらい噛めていますか?
最近はやわらかい食べ物が多くて、大人も子供も噛む回数が少なくなっています。
なんと!卑弥呼がいた弥生時代は、現代の約6倍も噛む回数が多かったようです!
日本咀嚼学会からは、よく噛むことで次の8つの効果が得られると言われています。
①肥満防止
②味覚の発達
③言葉の発達
④脳の発達
⑤歯の病気予防
⑥ガンの予防
⑦胃腸の働きを促進
⑧全身の体力向上
覚え方は8つの効果の頭文字を取って【ひみこのはがい~ぜ】です!
とは言っても、よく噛む意識を継続することは難しいですよね。
そこで、普段の食事を少し工夫して噛みごたえのあるものにしてみませんか?
*切り方の工夫
千切りや薄切りで小さく切るよりも、一口大の乱切りや厚みを出した切り方にすると噛む回数を増やすことができます。細かく切るより時短にもなりますよ!
*調理の工夫
火を通すよりも生の野菜の方が噛みごたえが出ます。
子供向けには、やわらかくなりすぎないように加熱時間を短めにすると、歯ごたえや食感をより感じることができます。
今の時期ですと『ゴボウ』や『レンコン』が旬ですね!
シャキシャキとした食感が特徴のこの2つの食材は、よく噛むためにもオススメです!
乱切りや千切り、スライスなど切り方を変えると、同じ食材でも違った食感を楽しめます。
お鍋やきんぴら、和え物などでお家の食卓にプラスしてみませんか?