シーラントについて
2023年02月1日
こんにちは。歯科衛生士の高畑です。
吐く息がまだまだ白く、冷え込みを感じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
寒さに負けず元気に過ごせるよう手洗いうがいをしっかりとして過ごしましょう!
今回は、シーラントについてお話しします。
皆さんは、シーラントを知っていますか?
奥歯は溝が深く歯ブラシが届きづらいので、むし歯になりやすい場所です。
奥歯の噛む面の溝にプラスチックを流して溝を埋めることで、その溝からできるむし歯を予防する方法です。
シーラントをつける場所は主に「生えて間もない6歳臼歯」「乳歯の奥歯」などに行います。
また、シーラントにはフッ素が含まれているので、歯の表面を強化する効果も見込めます。
【注意点】
①シーラントは外れてしまうことがあります。通常の詰め物であれば、外れにくいように歯を削って形を整えることが多いですが、シーラントはプラスチックを流して固めるだけなので通常の詰め物より外れやすくなっています。外れてしまった場合は再度つけることができますので、定期的に歯科受診をしてチェックをしましょう。
②歯磨きもしっかりと行いましょう。
シーラントはむし歯になりにくいように溝を埋めるだけで、むし歯を100%防ぐものではありません。毎日しっかりと歯磨きをして汚れを落とすことがとても大切です。
20回ずつ細かく動かして磨きましょう!