12月 顎の成長について
2023年12月1日
こんにちは。歯科衛生士の高畑です!
寒さも少しずつ厳しくなり、冬の訪れを感じる季節となりました。
手洗いうがいをして、体調に気を付けてお過ごしください!
今月は顎の成長についてです。
顎の大きさは人それぞれで、顎が小さく歯が並ばない子や、上顎が前に出ている子、下顎が出ている子などと様々です。
これらは全て、遺伝によるものだと思っていませんか?
実は、遺伝ではなく環境が大きく関わっているといわれています。
- 舌の正しい位置を知っていますか?
舌が上顎についていることで、上顎に圧が加わり、顎の成長に繋がります。
舌が下に下がっている「低位舌」の状態だと上顎に圧が加わらず、顎の成長不足が起こりやすくなります。
特にお口ぽかんとあいているお子様は低位舌の状態になっているので、顎の成長不足が起こりやすくなります。
- 顎の成長を促すために
上顎の成長は5歳から6歳で9割が完成し、10歳前後で成長が完了します。
歯が生えそろった3歳から5歳ごろを目安によく噛んで食べる習慣や前歯でのかじりとりを積極的に行い、顎が成長できるようにアプローチしていきましょう!
また、お口ぽかんには「あいうべ体操」が効果的です。
あいうべ体操でお口周りの筋力UPをしていきましょう!