6月 仕上げ磨きを嫌がる理由
2024年06月1日
こんにちは!
歯科衛生士の安藤です。
今年もいよいよ梅雨に入りますが、体調不良に気を付けて毎日頑張りましょう!
今月のテーマは「仕上げ磨きを嫌がる理由」についてです!
船橋こども歯科では歯が生えてきたタイミングから
だいたい小学校卒業までは仕上げ磨きをおこなうようにお話しています。
大きくなると自分で磨けるようになるので親の手を離れる子が多いですが、
特に小学校高学年の生えかわりのタイミングで親の手を離れて「磨いたつもり」が続くと、いきなりむし歯が増えることも!毎日ではなくても定期的に仕上げ磨きを行うようにしましょう!
本日はそんな親の手が離れる年齢、ではなく、
まだまだ仕上げ磨きが必須な小さいお子様が仕上げ磨きを嫌がる原因を4つお伝えします。
年齢が小さければ小さいほど怖がったり、イヤイヤして行わせてくれない子が多いです。
そんな歯磨きが難しいお子様に対して少しでもアプローチができるように
よくある嫌がる理由とその対策を紹介します!
【その1】ハブラシ自体が嫌い
毛が柔らかいハブラシや、ヘッドの小さいもの、
好きなキャラクターのハブラシを使ってアプローチしてみましょう。
【その2】歯茎をこすられて痛い
力を入れすぎないようにしましょう!
特に上の歯の歯茎は痛みを感じやすいです。
歯に毛の先が当たれば汚れは落ちますので、優しく細かくを意識しましょう!
【その3】長時間動けないのが嫌
長く拘束してしまうと苦しいと感じやすいです。
汚れがたまりやすい部分や、磨き残しやすい部分を歯科衛生士さんに確認して
ポイントを絞って磨いたり、いつ終わるかわかるように数を数えながら磨いてみましょう!
【その4】仕上げ磨きをする側の顔や圧が怖い
実はあるあるなのですが、きれいにしてあげたい!という素敵な気持ちのあまり
笑顔がなくなってしまうことがあります。
怖い顔ではなく優しい笑顔の状態で、声掛けに関しても
「できてるよ」「上手だね」「ピカピカだ!」などのプラスの声掛けを意識してみてください。
毎日毎日行う歯磨きだからこそ、どんなやり方が
子供と自分に合っているのかなと考えて楽しく仕上げ磨きを行いましょう!