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フッ素の効果について

2021年03月1日

こんにちは!歯科衛生士の安藤です。

柔らかな日差しが心地よく感じられる季節になりましたが、まだまだ寒い日が続いています。

朝晩は冷え込みますので、風邪などにお気を付けてお過ごし下さいね。

 

突然ですが皆さん、フッ素の効果を知っていますか?

 

今では市販で売られている歯磨き粉も、ほとんどのものにフッ素が入っています。

日常的に使っている方が多いのではないでしょうか?

 

こども歯科でもご来院いただいた皆様にフッ素の使用をおすすめしています。

また、ご希望があれば3ヶ月に1回、高濃度のフッ素をお塗りしています。

 

そんなフッ素ですがむし歯にいいとは聞いたことあるけど、どういう効果があるのかよくわからない…という方も多いのではないでしょうか?

私も歯科に関わるまではフッ素の存在すら知りませんでした。

皆様により効果的に使っていただくためにはぜひフッ素の効果を知っていただきたいので、

どのような効果があるか、説明させていただきます!

 

フッ素の効果

①歯の質を強くする!

②再石灰化の促進!

③むし歯菌が出す酸の生成の抑制!

 

難しそうな言葉が並んでいますが簡単にお伝えすると、

フッ素は歯に浸透させることによって歯の表面(エナメル質)を酸に溶けにくい性質(フルオロアパタイト)に変えます。それにより、歯の表面(エナメル質)が強くなり、むし歯になりにくくなります。

また、溶けてしまった歯をもとの状態にする手助けもしてくれます!

 

フッ素は歯に浸透させることで力を発揮します。

例えば、フッ素入りの歯磨き粉を使って歯を磨いた後にたくさんうがいをしたり飲食をしてしまうとフッ素が流れてしまうので、効果はなくなってしまいます。

フッ素を塗った後30分程度はうがいや飲食を控えるようにしましょう!

ただ、お口の中の汚れはうがいでしっかりと吐き出した方が良いですし、市販の歯磨き粉には泡立ちの成分も入っており、お口の中にとどまっているのが嫌と感じるお子様も多いと思います。

オススメの使い方はフッ素入りの歯磨き粉で歯を磨いた後にしっかりうがいをして、その後か

眠る直前にフッ素ジェルを塗布、もしくはフッ素洗口をすることです!

 

フッ素は正しい量を毎日歯に浸透させることが大切です。

むし歯をつくったことのない方はもちろんのこと、

むし歯が一か所でもできたことのある方はぜひフッ素ジェルやフッ素洗口を日常に取り入れ、

詰めたところのむし歯の再発防止&新しいむし歯ができないようにしましょう!

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