歯磨き粉について
2021年06月1日
こんにちは。
歯科衛生士の宮内です。
衣替えの時季を迎え、道行く人々の服装にも夏らしさが感じられる頃となりました。
梅雨入りを控えていますので、急な天候変化に負けず体調には十分気を付けましょう。
今回は、歯磨き粉についてということで、歯磨き粉を選ぶ際のポイントをお伝えします。
ポイント①【フッ素が入っている歯磨き粉を選びましょう。】
歯磨き粉に入っているフッ素は歯を強くし、むし歯を予防してくれます。
フッ素の濃度はppmという表記で示され、0~5歳までは500ppm、6歳からは1000ppmと、
年齢によってフッ素の濃度が決まっています。
年齢に合ったフッ素配合の歯磨き粉を選択しましょう。
ポイント②【歯を傷つけない歯磨き粉を選びましょう。】
歯磨き粉の成分で「研磨剤」の成分が配合されていると、歯を傷つけてしまう恐れがあります。
歯磨き粉を選ぶ際は「研磨剤無配合」「低研磨」と書かれている歯に優しい歯磨き粉がおすすめです。
ポイント③【ジェルタイプの歯磨き粉がおすすめです。】
ジェルタイプの歯磨き粉は泡立ちが少なくいので、少量のお水でうがいが可能です。
歯にとどまりやすく、フッ素も効果的に働きます。
当医院ではジェルタイプの歯磨き粉を販売中!
寝る前に使用するフッ素コーティングジェルですが、歯磨き粉としても使用できます。
味はぶどう、もも、バナナの3種類です。
お子様の好みの味をお選びください。
また、歯磨き後のうがいは10~15ml(大さじ2杯程度)のお水で1回にとどめましょう。
多い水でたくさんうがいをしてしまうと、フッ素が流れてしまいます。
そして、歯磨きをした後は最低30分、飲食を控えましょう。
歯磨き粉は正しい選択、正しい使い方が大切です。
ぜひフッ素入りの歯磨き粉を使用して、むし歯に負けない強い歯を作りましょう。