歯に関連する栄養素
2023年08月1日
こんにちは!管理栄養士の熊川です。
待ちに待った夏休みが始まりました!
楽しい予定がたくさんある夏休みですが、生活リズムを崩さないように注意しましょう。
楽しかった夏の思い出の話をたくさん聞かせてくださいね!
今月は歯に関連する栄養素についてのお話です。
硬い骨をつくるのはカルシウム。エネルギーになるのは炭水化物。
では、歯に関係する栄養素はどんなものがあるのでしょうか?
☆歯を作るために欠かせない栄養素
カルシウム:硬い歯の表面(エナメル質)を作ります。 例:小魚、海藻、牛乳、乳製品
たんぱく質:歯の内側(象牙質)を作ります。 例:肉類、魚類、卵、大豆、乳製品
ビタミンA、C、D:エナメル質や象牙質をつくる働きを助けます。
例:レバー、にんじん、赤パプリカ、キウイフルーツ、きのこ類
☆歯をきれいにしてくれる栄養素(直接清掃性食品と呼ばれます)
食物繊維:繊維質を噛むと歯の表面とこすれて汚れを落としてくれます。繊維は歯と歯の間にはさまりやすいので、フロスは忘れずに!
例:こんにゃく、ごぼう、レタス
☆他にも…
他にも歯茎を健康に保つためにはビタミンC、口内炎予防にはビタミンBなど様々な栄養素が関わっています。
特に子供の歯が生える時期(生後6ヶ月〜2、3歳ごろ)、大人の歯が生える時期(6歳〜12歳ごろ)は栄養素が不足してしまうと歯がもろくなってしまうことがあります。
大人の歯が生えてから歯質を変えるのは難しいです。歯が作られる時期にバランスよく食事ができるように意識してみましょう!
※歯が生える時期には個人差があります。