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むし歯について

2021年02月1日

 

こんにちは。歯科衛生士の宮内です。

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いております。

感染症やインフルエンザに負けず、予防に気を配りながら元気に過ごしましょう!

 

突然ですが、みなさん!

なぜむし歯になってしまうか考えたことはありますか?

 

まず、むし歯の成り立ちについてですが、歯垢の中のバイキン(ミュータンス菌)が作り出す酸によって歯が溶けていきます。バイキン(ミュータンス菌)は砂糖の入った甘いものを食べると、活発に働いて酸を作ります。この酸によって歯が溶かされます。これがむし歯の始まりです。

 

では、甘いもの食べなければ虫歯にならないのでしょうか?

 

確かに、甘いものを食事から完全に排除したらむし歯にならないかもしれませんが、そんな無謀な事は誰にもできません。また、むし歯になる原因は甘いものだけではありません。

むし歯になる原因は主に3つあります。

・歯質・細菌・糖質(食べ物)

この3つの因子が重なるとむし歯になってしまいます。

 

①歯質について

そもそも歯がないとむし歯にはなりません。

子供の歯の場合、エナメル質という歯の表面が薄かったり生えたての歯は質が弱いので、むし歯のリスクは大人の歯に比べて非常に高いです。歯の質を強くするためには、フッ素を塗ることが大切です。

 

②細菌について

お口の中には常に様々な菌が潜んでいます。歯ブラシや仕上げ磨きが十分にできていないと、むし歯菌が活発に働いてしまいます。毎日の歯ブラシやフロスなどをして、細かい部分の汚れを落とすことが大切です。

 

③糖質について

糖質と聞くとチョコレートや飴などの甘いものを思い浮かべる人が多いと思いますが、お米やパンも糖質の一種です。糖質を栄養にしてむし歯菌は増えていきます。おやつには、船橋こども歯科で取り扱っているキシリトールのお菓子がおススメです。

 

この3つの原因にプラスして大切なのは時間です。

甘いものがお口の中にある時間が長ければ長いほど、むし歯のリスクは上がります。

また、回数を決めないで欲しがった時にあげる、というようなとり方もお口の中が常に甘いものにさらされてしまいます。例えば、「おやつは1日1回、学校から帰ってきた時の20分」などとルールを作れば甘いものと上手に付き合っていくことができます。

 

むし歯の原因を全て排除することは難しいことですし、むし歯の原因も人それぞれです。

まずは自分やお子さんの歯ブラシの習慣、おやつのとり方を見直してみることから始めみましょう。

むし歯についてお悩みの方は、船橋こども歯科のスタッフにご相談ください!

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