3月 食べる時の姿勢+イベントのお知らせ
2025年03月1日
こんにちは!船橋こども歯科 管理栄養士の熊川です。
寒かった冬もそろそろ終わり、だんだん暖かい日も増えてきそうです。新しい生活のスタートに向けて、きちんと体調も整えておきましょう!
今月は、「食べる時の姿勢」についてお話します。
皆さんは食事の時、どんな姿勢で食べていますか?
テーブルと椅子を使っているお家もあれば、床に座って食事をするお家もあると思います。
実は食事の時は、「足」が大事なポイントです!
ポイント①足の裏を床にしっかりつける
おしゃれなお店にある椅子の高いカウンター席を想像してみてください。足が地面についていないと不安定で、食べることに集中しづらいと言われています。これは子供も大人も同じ!
足底をしっかりつけて踏ん張ることで、しっかり奥歯で噛んで食事ができます。もし、おうちの椅子が高い場合はお子様に踏み台を作ってしっかり足がつくようにしてみてください。
ポイント②肘や膝の関節は 90 度を目指す
「90 度ルール」と言われるものがあります。足裏をしっかりつけると膝は 90 度、テーブルの高さをあわせると肘は 90 度に曲がった状態となります。
この状態が、姿勢を綺麗に保ちやすいため、誤嚥しにくくなると言われています。
ぜひおうちのテーブルを子供に合わせた高さにしてみましょう!
安定した姿勢で食事をすることで、しっかりと噛める・飲み込みしやすさにつながります。
食べる時の姿勢はマナーだけでなく、今後の歯並びや噛む力にも直結すると言われています。
ぜひ今日から、足の裏をしっかり床につけて食事をするように工夫してみてください!
また、船橋こども歯科では3月に特別イベントを開催します。詳細は下の画像をご覧ください!

ご不明点等ございましたら船橋こども歯科スタッフまでお問い合わせください!
2月 歯を磨くタイミングについて
2025年02月1日
こんにちは!歯科衛生士の山岡です。
厳しい寒さが続いておりますが、みなさん体調などは崩していませんか?
手洗いうがいを行い体調管理に気をつけましょう!
今月は歯を磨くタイミングについてお話しします。
清潔な口腔内を保つためにかかせない歯磨きですが、食べてから何分後に歯を磨いていますか?
歯の表面に付く歯垢という汚れの中には何億という細菌が住んでいます。
この細菌は食べ物に含まれる糖から酸を作ります。
この酸によってエナメル質という歯の1番硬い部分が溶かされ、虫歯になります。
お口に糖が入ってから約3分でお口の中は強い酸性になり、歯が溶けやすい環境になります。
そのため、食後すぐに歯を磨く事が大切です!
特に夜は唾液の分泌が少なくなり、虫歯のリスクが高くなるため、
入念に歯を磨き、綺麗なお口の状態で眠りにつきましょう!
★糖とは・・・
虫歯菌のエサとなる糖=おかしやジュースなどの甘いものだけではありません!
パンや麺類、ごはんなどにも糖は含まれます。
また、スナック菓子など歯にくっつきやすく残りやすい食べ物にも注意が必要です!
美味しく食べられるように、しっかりと歯磨きをしましょう!
12月 フッ化物について
2024年12月2日
こんにちは!管理栄養士の中谷です。
少しずつ肌寒い気温になってきました。
今年も残すところあと1ヶ月です。
体調に気をつけて、元気に冬を乗り越えましょう!
今月のテーマは「フッ化物について」です!
フッ化物ってどんな効果があるの?
食べ物を食べるとお口の中は酸性に傾き、歯が溶けやすくなります。フッ化物は溶けた歯を素早く回復させ、さらに強い歯にしてくれます。それだけではなく、むし歯の菌が出したうんちの力を弱めて、むし歯になりにくくしてくれます。
フッ化物入り歯磨き粉・ジェル・洗口液の使い分け
歯磨き粉の味が苦手な子には、代わりにジェルや洗口液を使用することで歯磨き粉と同じむし歯の予防効果が期待できます。また歯磨き粉と洗口液を一緒に使うと、歯磨き粉単独よりもむし歯の予防効果が高くなります。就寝前に洗口液を使うとお口の中にとどまる時間を長くできるのでより効果的です。
歯磨き粉を付けて歯を磨いた後は、しっかり口をゆすいだ方が良いの?
歯磨き後はより少ない水で口をゆすぐ方がむし歯の増加率が低いという結果があります。口をあまりゆすがない方が歯磨き粉に含まれるフッ化物が流れずお口の中にとどまってくれるので、手ですくった水1回分くらいの水の量でうがいを行うのがおすすめです。
12月のイベントのお知らせ
2024年11月1日
12月はクリスマスイベントを行います!
みんなでミッションをクリアしてサンタさんにプレゼントを届けよう!
参加してくれた子にもプレゼントがあるかも…?
皆さまの参加お待ちしております!

8月 清涼飲料水について
2024年08月2日
こんにちは!歯科衛生士の高畑です。
8月に入り、暑さも日に日に増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
体調に気をつけながら、水分補給をしっかりととってこの季節を乗り越えましょう!
今回のテーマは「清涼飲料水について」です!
気温が高い今、皆さん水分補給はどのような飲み物を飲んでいるでしょうか?
「清涼飲料水」とは乳製品やアルコール飲料以外の飲み物を指します。清涼飲料水というと、糖分が含まれたジュースなどが思い浮かぶかもしれませんが、その他にもお茶やジュース、ミネラルウォーターなども清涼飲料水に含まれます。
ジュースなどで水分補給していませんか?
子供の体の成分の7~8割は水分です。子供が健やかに成長するためには十分な水分が必要です。
清涼飲料水や炭酸飲料水、ジュース類には糖分が沢山含まれています。砂糖のとりすぎは体に大きな負担がかかりますので、その点を十分に注意して飲み物を選んであげましょう。
【清涼飲料水を選ぶ時のポイント】
お口の中で分泌される唾液には「緩衝能」という機能が備わっており、酸性に傾いたお口の中を中性に戻 す機能が備わっています。そんな緩衝能ですが、効果が現れ中性に戻るまでに30分~40分程度かかるの で、だらだらと飲み続けるのは避けましょう。歯が溶けやすく、むし歯のリスクが高まります。
甘味を感じる清涼飲料水には多かれ少なかれ砂糖が入っているので、健康のことを考えるとできるだけ 避けた方が良いです。お茶や水などをできるだけ選ぶようにしましょう!
8月イベントのお知らせ
2024年07月1日
こんにちは!
船橋こども歯科では8月に夏休み特別イベントを行います!
・歯医者さんで自由研究!
歯医者で使う歯磨き粉を使って、おうちにある10円玉をピカピカに磨いてみよう!
・歯磨き練習
詳細は下記をご参照ください。皆さまのご参加をお待ちしております!

6月 仕上げ磨きを嫌がる理由
2024年06月1日
こんにちは!
歯科衛生士の安藤です。
今年もいよいよ梅雨に入りますが、体調不良に気を付けて毎日頑張りましょう!
今月のテーマは「仕上げ磨きを嫌がる理由」についてです!
船橋こども歯科では歯が生えてきたタイミングから
だいたい小学校卒業までは仕上げ磨きをおこなうようにお話しています。
大きくなると自分で磨けるようになるので親の手を離れる子が多いですが、
特に小学校高学年の生えかわりのタイミングで親の手を離れて「磨いたつもり」が続くと、いきなりむし歯が増えることも!毎日ではなくても定期的に仕上げ磨きを行うようにしましょう!
本日はそんな親の手が離れる年齢、ではなく、
まだまだ仕上げ磨きが必須な小さいお子様が仕上げ磨きを嫌がる原因を4つお伝えします。
年齢が小さければ小さいほど怖がったり、イヤイヤして行わせてくれない子が多いです。
そんな歯磨きが難しいお子様に対して少しでもアプローチができるように
よくある嫌がる理由とその対策を紹介します!
【その1】ハブラシ自体が嫌い
毛が柔らかいハブラシや、ヘッドの小さいもの、
好きなキャラクターのハブラシを使ってアプローチしてみましょう。
【その2】歯茎をこすられて痛い
力を入れすぎないようにしましょう!
特に上の歯の歯茎は痛みを感じやすいです。
歯に毛の先が当たれば汚れは落ちますので、優しく細かくを意識しましょう!
【その3】長時間動けないのが嫌
長く拘束してしまうと苦しいと感じやすいです。
汚れがたまりやすい部分や、磨き残しやすい部分を歯科衛生士さんに確認して
ポイントを絞って磨いたり、いつ終わるかわかるように数を数えながら磨いてみましょう!
【その4】仕上げ磨きをする側の顔や圧が怖い
実はあるあるなのですが、きれいにしてあげたい!という素敵な気持ちのあまり
笑顔がなくなってしまうことがあります。
怖い顔ではなく優しい笑顔の状態で、声掛けに関しても
「できてるよ」「上手だね」「ピカピカだ!」などのプラスの声掛けを意識してみてください。
毎日毎日行う歯磨きだからこそ、どんなやり方が
子供と自分に合っているのかなと考えて楽しく仕上げ磨きを行いましょう!
6月イベントのお知らせ
2024年05月1日
こんにちは!
船橋こども歯科では6月にイベントを行います!
・むくむくてぶくろを皆で作ろう!
歯医者さんがつける手袋にシールを貼ったり絵を書いてみよう!
完成したらストローを吹いて手袋を膨らませよう!
・歯磨き練習をしよう!
詳細は下記をご参照ください。皆さまのご参加をお待ちしております!

2月 カルシウムと運動について
2024年02月2日
こんにちは!船橋こども歯科管理栄養士の熊川です。
気温も低く、いろいろな風邪も流行って体調を崩しやすい日が続きます。
毎日しっかり手洗い、うがい、しっかりご飯を食べ、よく眠って風邪をはね返して元気に過ごしましょう!
今月のお話は「カルシウムと運動」についてです。
私たちの骨を作るために欠かせないのカルシウムですが、実は食べ物から摂取するだけでは不十分です。
牛乳や小魚から摂取することはとても大切ですが、運動も同じくらい大切です!
運動することで筋肉が伸び縮みし、骨が動きます。
筋肉が強くなると骨も強くなります。
歩く、走る、筋力トレーニングをするなど、骨に一定の負荷がかかり、繰り返し行える動作がおすすめです。
他にも階段を上り下りしたり、片足立ちなども骨を強くするために効果的です!
「子どもの身体活動ガイドライン」「幼児期運動指針」では、毎日合計60分以上体を動かすことを推奨しています。
寒い日が続きますが、あったかい格好をして、たくさん外で遊んで強い骨を作りましょう!!
12月 顎の成長について
2023年12月1日
こんにちは。歯科衛生士の高畑です!
寒さも少しずつ厳しくなり、冬の訪れを感じる季節となりました。
手洗いうがいをして、体調に気を付けてお過ごしください!
今月は顎の成長についてです。
顎の大きさは人それぞれで、顎が小さく歯が並ばない子や、上顎が前に出ている子、下顎が出ている子などと様々です。
これらは全て、遺伝によるものだと思っていませんか?
実は、遺伝ではなく環境が大きく関わっているといわれています。
- 舌の正しい位置を知っていますか?
舌が上顎についていることで、上顎に圧が加わり、顎の成長に繋がります。
舌が下に下がっている「低位舌」の状態だと上顎に圧が加わらず、顎の成長不足が起こりやすくなります。
特にお口ぽかんとあいているお子様は低位舌の状態になっているので、顎の成長不足が起こりやすくなります。
上顎の成長は5歳から6歳で9割が完成し、10歳前後で成長が完了します。
歯が生えそろった3歳から5歳ごろを目安によく噛んで食べる習慣や前歯でのかじりとりを積極的に行い、顎が成長できるようにアプローチしていきましょう!
また、お口ぽかんには「あいうべ体操」が効果的です。
あいうべ体操でお口周りの筋力UPをしていきましょう!