補助的清掃用具について
2021年08月2日
皆さんこんにちは。歯科衛生士の高畑です!
8月に入り、ひときわ厳しい日差しが照りつけておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?水分摂取を忘れずに、暑さに負けず頑張っていきましょう!
今回は補助的清掃用具についてお話します。
突然ですが皆さん、補助的清掃用具は使用していますか?
【補助的清掃用具とは】
お口の中をお掃除する道具のことで、歯ブラシ以外のものを補助的清掃用具といいます。
例えば、歯間ブラシやフロス、タフトブラシなどがあります。
皆さんは、歯ブラシだけで磨いた時、落とせる汚れがどれくらいか知っていますか?
普通の歯ブラシのみで磨いた場合、約60%の汚れしか落とせないと言われています!
プラスして補助的清掃器具を使用することで、汚れの除去率は80~90%に上がるとされていますので、みなさんも毎日の歯磨きに取り入れてみましょう!
では、種類別にご紹介していきたいと思います。
【デンタルフロス】
歯と歯が接している面に糸を通すことによって、歯ブラシの毛先が届かない面の食物残渣やプラーク(歯垢)を落とします。
デンタルフロスには、F字タイプ・Y字タイプ・ロールタイプの三種類があります。
特に、ホルダー付きのF字タイプ・Y字タイプをお子様に使用する際は、小児用のサイズが小さいものを選んで頂くと操作しやすいと思いますので、試してみてください!
【歯間ブラシ】
歯と歯ぐきの間の食物残渣やプラーク(歯垢)を落とすための道具です。
デンタルフロスに比べて歯間部が広い場合に適しています。
歯間ブラシは様々なサイズがあるので、ご自身にあったサイズの選択が必要です!
【タフトブラシ】
毛先が小さなヘッドのブラシです。
歯と歯の間や歯並びの重なり部分、矯正装置を装着している部分など歯ブラシでは届かない細かいところに適しています。
このように、用途に合わせて補助的清掃用具を使用しましょう。
補助的清掃用具は、歯ブラシと併用することで清掃効果が高まります。
歯間ブラシやデンタルフロスも、使用方法やサイズを間違えてしまうと歯茎を傷つけてしまうこともあります。
当院では、保護者の方はもちろん、お子様ご自身でもしっかりと使用できるようお伝えしていますので、わからないことがあればお気軽にご相談くださいね!